火渡りで厄落とし 延岡市光明寺

延岡市古城町の光明寺で3月3日、女性の守り神である淡島大明神の大祭がありました。

淡島神は婦人病や安産、子授け、縁結びなど女性に関することにご利益があるとされていています。
大祭は毎年桃の節句、3月3日に行われていて、今年も多くの参拝者が訪れていました。

はじめに淡島堂で谷山光信(たにやま・こうしん)住職が大般若転読(だいはんにゃてんどく)法要し、参拝者は手を合わせました。

そのあと、境内に張られた結界の中で柴燈護摩(さいとうごま)法要がありました。谷山光永(たにやま・こうえい)別当住

職が6本の矢を東西南北、中央、鬼門に放ち、結界の中のヒノキの葉が積まれた壇(だん)に御神火を点火しました。
参拝者は赤い炎をあげる壇に願いごとを書いた添護摩(そえごま)を投げ入れていました。

火の勢いの頃合いを見計らって壇をならし、谷山住職らが素足を塩で清めて歩きました。続いてスギの丸太でできたすのこの上を参拝者が次々と歩き、厄を落としていました。

最後にもちまきがあり、今年1年の無事を祈りました。

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