災害時の避難生活の環境改善を支える地域の人材を育成する「避難生活支援リーダー・サポーター研修」が10月10日、11日の2日間、日向市のひよざえもんアリーナ日向(日向市総合体育館)で開かれました。
近年、災害の激甚化・頻発化等により避難生活が長期化する中、地域のボランティア人材に、避難生活環境改善のための知識・ノウハウを身につけてもらうためのモデル研修で、令和4年度から全国各都道府県からの公募で実施していますが、宮崎県内での開催は日向が初となります。
内閣府では、こうした取組を通じて地域のボランティア人材の発掘・育成を図り、発災時には行政職員や支援者等と連携し、良好な避難生活環境の確保を図ることにより、「災害関連死・ゼロ」の実現を目指しています。
今回の研修には日向市を中心に延岡市、門川町、美郷町などから45人が参加しました。自治体の職員や消防団員、防災士、社会福祉協議会職員ら、災害時に避難生活支援のリーダーやサポーターとして活躍する人たちで、高校生の参加もありました。
今回の研修では演習やグループワークを中心に、避難生活の環境改善のための実践的な知識・ノウハウを学びました。初日の10日は午前中に多様な被災者がいることの理解と、その人たちへの配慮について講義を聴いた後、8つのグループに分かれ被災者の心情・困り事を話し合うグループワークを行いました。
午後は全国災害福祉支援センターの渡邉麻由(わたなべ・まゆ)さんが、「避難所の課題と生活環境の整備」と題して講義を行い、避難所の機能、避難所運営の1日の流れ、避難所運営の担い手、中長期の避難所運営のポイント、生活環境の整備について学んだ後、演習に移りました。
体育館には受付、情報コーナー、物資コーナー、食事スペース、3種類の寝床、洗濯・物干しスペースと、避難所の生活スペースの一部が8カ所に分けて再現されており、参加者はグループごとに各スペースを巡回視察しながら、現状を把握した後、抽選で担当するコーナーを決め、グループワークに臨みました。
ワークでは、そのコーナーを視察して気になった点や足りないもの、改善のために必要なもの、被災者と一緒に取り組む具体的な改善方法について話し合いました。。
その上で、改善用に準備してある道具類などを活用しながら担当するスペースの具体的な改善を行い、グループごとに発表しました。



















