五ヶ瀬町の五ヶ瀬ハイランドスキー場が12月14日に2020シーズンの営業を開始しました。
スキー場には、県内外から多くの人が訪れ、初滑りを楽しみました。
五ヶ瀬ハイランドスキー場は、九州の中央に位置する向坂山山頂近くの標高およそ1600メートルの高所にある日本最南端のスキー場です。
昨シーズンの入場者数は2万5715人で目標である3万5千人には届きませんでした。
今シーズンも中学生、高校生、大学生、短大生、専門学生が平日限定で料金が半額に近い割引になる「五ヶ瀬学割」や、毎週日曜日を「Kid’sスペシャルデー」とし小学生以下の入場リフトが無料になるサービスなどを実施し、昨年の目標と同様の3万5千人の入場者を目指します。
オープニングセレモニーでは、五ヶ瀬町の原田俊平町長ら関係者がテープカットをして、2020シーズンの営業がスタートしました。
ハイランドスキー場によると、今年も暖冬の影響でオープンのこの日まで観測できるほどの積雪がなく、人工造雪機を使って営業に間に合わせました。
現在は、初級者・中級者向けのパラダイスコース1000メートルの内500メートルが滑走可能です。ハイランドスキー場では、年末までに1000メートルのパラダイスコースを完成させる予定です。
訪れた人たちは、青空のもとで日本最南端のスキー場を満喫していました。
今シーズンは、来場者数3万5千人を目標に2020年3月1日まで80日間営業します。