北川でアユのちょんがけ大会 延岡

 延岡市の北川漁協(長瀬一己組合長)が主催する恒例の 「アユのちょんがけ大会」が8月2日、延岡市北川町の旧松葉小下の矢ケ内川(やがわうちがわ)で行われ、大勢の人でにぎわいました。

 川との触れ合いの場を作ろうと毎年、北川ふるさと夏祭りのイベントの一つとして開催しています。地元を中心に福岡、大分、鹿児島、熊本など県外から、幼児から大人まで約300組が参加しました。

 チョンがけは、2メートル程の竹竿の先に付けた丸い針で、泳いでいる魚を引っ掛けて取る北川町の伝統漁法です。水中にもぐって、泳ぐ魚を直接狙ったり、水面上から狙いを定めて引っかけたりします。

 大会は、松葉橋下の矢ケ内川の上下流約1キロを、網で仕切って行われ、養殖のアユ250キロ、約3000匹を放流しました。

子供専用区域や女性専用区域も設けられ、女性専用区域では初参加にもかかわらず1人で2~3キロのアユを掛けている人もいました。

 長瀬組合長は「チョンがけは許可された人しかできない特殊漁法ですので、一般の人でもチョンがけが楽しめる機会をと始めて20年近くなります。今回は熊本地震で被災した人も、『気分転換になる』と言って参加してもらっていますし、会場では募金箱を設けて協力を呼びかけました。こうしたイベントを通じ、水に触れることが楽しいことだと認識してもらい、みんなで川を守っていこうという意識を高めていきたい」と話していました。

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