延岡市の下阿蘇、熊野江、須美江の各海水浴場が7月9日に海開きとなり、各海水浴場では安全を祈願する神事が行われました。このうち快水浴場百選で九州唯一の特選に選ばれている下阿蘇海水浴場では、行政や周辺観光施設、漁業関係者などが出席し、3海水浴場合同のセレモニーが行われました。
神事では、延岡市の読谷山洋司市長や延岡観光協会の盛武一則代表理事らが玉串を捧げ期間中の安全、無事故を祈願しました。
盛武代表理事は「半世紀昔は、ここに来るだけで大変な感動と喜びの連続だった。この素晴らしい海の宝物を今後も大事にしていきたい。昨年の来場者は4万3700人と回復してきたが、まだ全盛期には来場者には至っていない。城下町延岡の外堀である海、山、川をいろんな形でアピールしていきたい」とあいさつしました。
この後、ピカケフラシスターズのフラダンスが披露され、テープカットを合図に「のべおか観光レディ」の山口有香さんと山口実織さん、北浦小学校の児童約20人が海に飛び込み、初泳ぎを楽しみました。
市内3海水浴場の開設期間は8月31日まで。