国文祭・芸文祭みやざき大会が開幕 延岡・愛宕山でオープニングセレモニー

第35回国民文化祭みやざき2020、第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会が7月3日、県内一斉に開幕した。延岡市では分野別フェスティバルのオープニングセレモニーが愛宕山公園で行われ、展望台に設置された「出逢いの聖地のべおか」巡り神話パネルを読谷山洋司市長らが除幕した。

 

国民文化祭は、全国で様々な文化活動に親しんでいる人たちが集まり、発表や交流を行う国内最大規模の文化の祭典。障害者芸術・文化祭は、障がいのある人が芸術及び文化活動への参加を通じて、障がい者の自立や社会参加を促進することを目的に開催する。

 

みやざき大会は昨年開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年間延期された。10月17日までの107日間に、県内各市町村で地域の特色を生かした催しが実施される。

 

開幕した「出逢いの聖地のべおか」巡り神話パネル展は、同市在住のイラストレーター・みよこみよこさんが、日本神話を紙芝居風に描いた8枚のパネルを展望台の2階に設置。この場所で出逢ったとされる天孫ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの物語や、国生み、お舟出、コノハナサクヤヒメの火中出産など神話にちなむ話が、色鮮やかなイラストで楽しく表現されている。

 

オープニングセレモニーで読谷山市長は「延岡市内でも17の様々な事業が開催され、そのオープニング。新型コロナウイルスの感染に関しては気を緩めることができない状況が続いているが、ゆっくりと落ち着いて、延岡を頼んでいただくスタートになればと念願している。みよこみよこさんに明るく爽やかに神話を描いていただき、子どもたちも安心して、明るい気持ちになるような学びの場を愛宕山に設けることができた」とあいさつ。

 

延岡観光協会の谷平興二代表理事も「日本国民が敬愛している天皇家の始まり、1丁目1番地がここ愛宕山笠沙の御碕公園。本日が天皇家の故郷、延岡の始まりの日になり、国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭の大成功の出発の日になるように心から願っている」と感慨深く話した。

 

イラストを描いたみよこみよこさんは、「延岡に来て初めて宮崎県が神話の故郷であることを知り、古事記を勉強するようになった。天照大神の孫であるニニギノミコトと、山の神の娘・コノハナサクヤヒメが出逢ったとされる場所がこの愛宕山であると言われていることを知り、『延岡ってすごい』と衝撃を受けた。壮大なスケールの話を大人から子どもまで分かりやすく、楽しみ、見てて飽きないようにと一生懸命描かせていただいた。遙か昔、ここは岬だったと言われている。周りにはずっと海が広がっていたと考えながら、パネルを見て一時、今の現実から離れて昔に思いを馳せ、ロマンを感じる豊かな一時をここで過ごせてもらえるといい」と呼びかけた。

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