延岡市が「(仮称)子どもの城」の愛称募集

延岡市は、同市松山町の旧県立延岡わかあゆ支援学校グラウンドで建設を進める子育て支援総合拠点施設「(仮称)子どもの城」の愛称を募集している。

愛称は多くの市民に親しまれ、小さな子供にも覚えてもらえるようなものとし、延岡市内に在住するか、市内の事業所・学校等に在勤・在学する人なら誰でも応募できる。

募集期間は2月28日まで(郵送の場合は当日消印有効)。所定の応募用紙に愛称などを明記し、市こども家庭課に直接持参するか、郵送、FAX、メールでも受け付ける。応募用紙はこども家庭課窓口で受け取るか、市ホームページからダウンロードできる。

応募された愛称の中から、今年6月ごろをメドに子育て支援関係者らで構成する「市子ども・子育て会議」で愛称を決定し、市ホームページや広報で発表する。採用者1人(同じ愛称が複数の場合は抽選)には感謝状及び記念品(1万円相当)を贈呈し、オープン記念式典に招待する。また応募者の中から5人に記念品を贈呈する。

市こども家庭課によると、都城市の類似施設は「ぷれぴか」、日南市は「ことこと」といった愛称が付いており、「小さなお子さんでも覚えられるような親しみやすい愛称を待っています」と話している。

計画によると、約6124平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積約1538平方メートルの施設のほか、公園、駐車場などの整備を予定する。

1階は「遊び・体験ゾーン」。吹き抜け式のセンターホールを核に、賑わい(交流)広場とウッドテラス、施設外の公園とが一体的に利用できる「遊び・ふれあいエリア」を配置するほか、北側に図書室・学習コーナー、多目的室・会議相談室、調理室などの「学びエリア」と「サービスエリア」を設ける。

2階は子育て支援に関わる中核的な機能を集約した「子育て支援センターゾーン」。一時預かり保育室、病後児保育室、相談室などを明確にエリア分けする。また、階段を上がった吹き抜けゾーンに「だれでも・いつでも・気軽に利用できる」をコンセプトとした保護者交流スペースができる。

駐車場は北側35台、東側46台の計81台分と、バス2台のスペースを確保する。敷地は平成17年の台風14号襲来で浸水被害が発生していることから、建物の1階床を1メートルかさ上げする。

建設工事は2019年中に終了し、2020年3月までのオープンを予定している。

応募先は次の通り。

【郵送】〒882-8686延岡市東本小路2番地1「延岡市こども家庭課子育て支援係り」

【FAX】0982-21-0203

【メール】jidoh@city.nobeoka.miyazaki.jp

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