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プロジェクションマッピングとドローンライトショーがコラボ 延岡市城山城址

延岡市の城山城址公園で3月25日夜から、〝千人殺し〟の石垣を使った大型プロジェクションマッピング(PM)上映が始まります。ケーブルメディアワイワイが主催するワイワイ花宵物語2022の演出の一環で、25日と26日の2日間は180台のドローンが夜空を彩る編隊飛行ショーとのコラボが楽しめます。こうしたコラボイベントは全国的にも珍しいそうです。

新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けた市民らの今後の復興を願って実施するもので、プロジェクションマッピングの上映は2019年以来3年ぶりとなります。

城山城址は1603年(慶長8)、当時の城主・高橋元種が築城した城郭遺構。〝千人殺し〟の異名をとる野面積みの大石垣は、高さが約19メートルあり、石垣の一番下の礎石を外すと石垣全体が総崩れし、千人の敵兵を殺すことができるとされています。

城山には約400本のソメイヨシノが植えられ花見スポットとして市民に人気です。今年も桜シーズンの3月19日から4月10日まで、桜と石垣がライトアップされます。

PMは3月25日から4月10日まで毎夜、7時15分から9時まで計7回上映されます。石垣全体を縦19メートル、横19メートルの巨大スクリーンに見立て、高輝度のプロジェクター4台により、「延岡を舞台に時空を超える」をテーマに壮大な歴史絵巻が繰り広げられます。上映時間は各回約5分間。

ドローンライトショーは25日から2日間だけ、午後7時30分と同8時30分の2回の実施となります。強風や荒天時には中止となります。詳しくはケーブルメディアワイワイ(電話0982-22-1500)まで。