延岡市観光振興の一翼を担う「2018のべおか若鮎レディ」の新旧交代式が4月5日、延岡市役所で行われ、今年度の若鮎レディへの選任証交付や前年度の若鮎レディへの感謝状の贈呈が行われました。新レディは、延岡市出身の日髙論子(ひだか・のりこ)さん(24)=会社員=、長崎県大村市出身の坂本奈七海(さかもと・ななみ)さん(22)=九州保健福祉大学生=、延岡市出身の橋本ゆり香(はしもと・ゆりか)さん(23)=会社員=の3人です。橋本さんは同レディでは初めて、前年度に引き続いての選任となります。3人は13日に始まる延岡大師祭が初仕事です。
交代式では、紺のチェックのワンピースに白の半袖ジャケットという制服に身を包んだ新レディ3人に延岡観光協会の谷平興二代表理事が選任証、古木聖三事務局長がJR九州、夕刊デイリー、ヘルストピア延岡からの副賞目録を交付。続いて谷平代表理事が、1年間の大役を終えた2017若鮎レディの佐野理沙子さん、森山美幸さん、橋本さんの3人に感謝状を手渡しました。
恒例の前レディから新レディへのたすきリレーに続き、前レディたちは1年間のレディ活動を振り返り、新レディにエールを送りました。
その中で、森山さんは「いろんなイベントに参加したことで、延岡の温かい人々だったり、延岡魅力にたくさん触れることができ、とても良い経験になりました。延岡今山大師際のパレードでお姫様の役をさせていただき、大変でしたが、いろんな方に声を掛けていただき、写真を撮っていただき、『きれいだと』と言っていただき、すごくうれしかったのが一番の思い出です」、佐野さんは「最初は不安でしたが、3人で仲良く延岡のPRできたことが私の財産です。延岡出身ではありませんが、延岡の人たちが優しくしてくださったので延岡のことがますます好きになりました」、橋本さんは「延岡に生まれ育ちながら初めて知ることがたくさんあり、伝える魅力がまだまだたくさんあると思いました。このはなウォークでコノハナサクヤヒメの役をさせていただき、多くの人に声を掛けていただくなど、すごく貴重な経験になりました」などと述べました。
谷平代表理事は、まず前レディに「1年間で48回の出番があったそうですが、本当にご苦労さまでした。ぜひこの経験を生かして、今後も積極的に延岡のPRをよろしくお願いします。皆さんにはぜひ有料ガイドに挑戦してほしい」とお礼を述べました。また、新レディに対しては「延岡観光協会では今、百万人観光客大作戦を展開しています。皆さんは一番大事な顔ですので、ぜひ頑張ってください」と激励の言葉を掛けました。
交代式を終えた新旧若鮎レディ5人は市長室と市議会議長室を訪れ、交代を報告しました。
新レディのプロフィルは次の通りです。
【日髙 論子さん】24歳、会社員、身長160センチ。
▽趣味 テニス、情報収集
▽特技 WEBライティング
▽自己PR
私は6年間の東京生活、大学院での活性化を目指す地域研究の中で、地元である延岡の資源・魅力に改めて気づき、これを最大限に活用した事業をしたいと考え、今年Uターンを決意しました。一度上京しよそ者となった私だからこそ伝えることのできる延岡の魅力をまずは市民の皆様、そして全国へと発信していきたいと考え応募に至りました。学生時代はWEBライターの仕事をしており、最近ではWEBメディアへの寄稿も行っています。SNS等も活用し、延岡をPRしていく所存です。
【坂本 奈七海さん】22歳、九州保健福祉大学生、身長148センチ
▽趣味 食べること
▽特技 料理
▽自己PR
私は食べることが大好きなので美味しいものがたくさんある延岡は私にとって、とても魅力的な街です。そして私自身が長崎県大村市の出身なので、今まで知らなかった延岡の魅力を他県の人にも伝えていきたいと思いました。
【橋本 ゆり香さん】
▽趣味 スポーツ、DVD・映画鑑賞、ペットと遊ぶ
▽特技 ジグソーパズル
▽自己PR
私は前年度若鮎レディとして活動し、とても貴重な経験をしまし。また延岡について新たな発見や歴史を知りました。PR活動を行う上で初めて知ることもあり、今振り返るともっと上手に伝えることができたのではないかと思いところがたくさんあります。また、回数をこなすうちに最初の時ほど緊張することも少なくなりました。そして新年度も若鮎レディとして活動できるということで、これらの反省を活かせるようPR活動を頑張りたいと思います。多くの人に延岡について知ってもらい、来てもらえるようPRしていきたいと思います。