米大リーグ、アストロズの青木宣親外野手(35)=日向市出身=が6月12日(現地時間6月11日)、日米通算2千本安打を達成しました。日本選手7人目で、イチロー外野手(マーリンズ)やプロ野球巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏らに続く快挙で、地元・日向市では日向市駅南コンコース側入口とイオン日向店正面玄関の2カ所に横断幕を設置し、青木選手の記録達成を盛大に祝っています。
青木選手はこの日、ヒューストンで行われたエンゼルス戦に先発出場。四回に右中間二塁打、六回に左前打を放ち、日米通算2千本安打を達成しました。
青木選手は、日向高校-早稲田大学から2003年(平成15)のドラフト4巡目でヤクルトに入団。史上初の2度のシーズン200安打以上や3度の首位打者で通算1284安打を記録しました。2012年(同24)にボスティングシステムを使って大リーグのブルワーズに移籍、ロイヤルズ、ジャイアンツ、マリナーズを経て、今季からアストロズに所属し、この日までに716本の安打を積み上げました。
日向市の十屋幸平市長は「日米通算2千本安打達成、誠におめでとうございます。アメリカ大リーグという最高の舞台の中で、並々ならぬ努力を日々続け、いつも活躍している青木選手は、日向市民の誇りであり市民を代表して心よりお祝い申し上げます。市では2千本安打達成の功績をたたえ、『日向市民栄誉特別賞』を贈り、表彰したいと考えています。2千本安打は、まだまだ通過点の一つだと思いますが、チームの大リーグ制覇の夢に向かい、益々ご活躍されることを、日向市民と一緒に心から応援してまいりますので、怪我には充分気を付けて頑張ってほしいと思います」と、お祝いのコメントを寄せています。