昨年11月、延岡市で開催された「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジinのべおか」の継続イベントとなる「エンジン02inのべおか」が10月9日、同市の野口記念館を主会場に開かれます。その参加講師とプログラムなどが7月25日、市役所で開いた実行委員会の記者会見で発表されました。「のべおかのおいしい革命」をテーマに、10人の著名な文化人や料理人が来延し、一般プログラム、中高生のためのハローワーク講座、夜楽を通して延岡の“食”や“仕事”について参加者と語り合います。
これまでエンジン01を開催した都市で、翌年に02を開催した都市は8あり、延岡は9カ所目となります。
記者会見には実行委員会会長の首藤正治市長、実行委員長の吉玉典生延岡商工会議所副会頭、昨年のエンジン01実行委員長で市の「食」のまちづくりアドバイザーの山本益博さんらが出席。当日の講座や夜楽の内容、チケット購入・申し込み方法を明らかにしました。
それによると今回の02には、山本益博さん(料理研究家)、安藤和津さん(エッセイスト)、陰山英男さん(立命館大学教育開発推進機構教授)、勝間和代さん(経済評論家)、白澤卓二(日本ファンクショナルダイエット協会理事長)、鈴木久泰さん(日本空港ビルデング副社長)、三國清三さん(シェフ)、宮川順子さん(料理家)、吉村作治さん(エジプト考古学者)、鎧塚俊彦さん(パティシエ)の10人が講師として参加します。
当日は午後零時45分、野口記念館でオープニング。引き続き午後1時から、75分入れ替え制で「のべおかテロワール~延岡の風土に代々受け継がれてきた食文化~」(安藤・鈴木・宮川・山本・吉田善兵衛=地元ゲスト)、「美食と健康とダイエット」(勝間・安藤・白澤・三國・鎧塚)、「知らなかった!世界の食文化」(山本・三國・宮川・吉村)という3つの講座が開かれます。各講座のチケットは500円。
また、午後4時30分からは会場をカルチャープラザのべおかに移し、県内の中学生・高校生を対象にした「中高生のためのハローワーク講座」(講師=勝間・陰山・鎧塚)を実施します。こちらは参加無料ですが、事前申し込み制で抽選で参加者を決定します。
夜楽は午後7時から、「国技館」(山本・宮川・吉村)、「松乃寿し」(安藤・陰山・白澤・鎧塚)、「高浜」(勝間・鈴木・三國)の市内3店舗で開催します。参加費は6000円。
首藤市長は「エンジン02は、東九州バスク化構想で成果を上げていくためのキックオフイベント。01に続いて『食』がテーマではありますが、延岡市の食の背景、風土、文化などにつながっていくような講座になることを願いたい」とあいさつ。
山本さんも「01の講師陣の中で『延岡はおいしい』がキャッチフレーズになるほど好評でした。延岡市はポテンシャルがあるまち。02にも多くの方に来ていただきたい」と話しました。
一般講座は8月11日午前10時から、延岡市役所、延岡総合文化センター、セブンイレブン、インターネットによる予約(チケットぴあHP)、電話予約(チケットぴあ専用電話=0570・02・9999)、チケットぴあ店舗(県内では山形屋7階)、サークルK・サンクスで販売します。
中高生のためのハローワーク講座は、配布される参加申込票、もしくは市HP上の申込専用フォーム、往復はがきで9月15日(必着)までに申し込みます。
夜楽は往復はがきのみの申し込みで、8月25日(必着)締切です。
詳しい問い合わせは実行委員会事務局(市役所企画課内、〒882-8686延岡市東本小路2-1、電話0982・22・7003)まで。