延岡でマクロビオテックスイーツの講習会

延岡産米粉を使ったマクロビオテックスイーツの講習会が9月27日、延岡市社会教育センターで開かれ、市内の主婦ら21人がケークサレなど3種類のスイーツづくりに挑戦しました。

市内でMリン農法という自然農法で安全安心な米粉を生産する祝子農園(松田宗史代表)と公益財団法人米穀安定供給確保支援機構、九州米粉食品普及推進協議会宮崎部会が主催して初めて開きました。

マクロビオテックは、玄米を主食、野菜や漬物、乾物などを副食とすることを基本とし、食材や調理法のバランスを考える食事法です。有機農産物や自然農法で生産された近隣地域の食品などを使うことから、健康な体づくりにつながると注目されています。また、米粉は小麦アレルギーの元凶とされるグルテンを含まれず、小麦粉の代用として普及が進んでいます。

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この日は、宮崎市でマクロビスイーツ店「Sweet Moco Moco」(スイーツ・モコモコ)を主宰するマクロビオテックインストラクターの磯貝萌子さん(32)を講師に、甘さを抑え主食替わりにもなる「ドライトマトのケークサレ」、米粉と豆乳を主体とした「りんごのメープルマフィン」、オーブンなしでもできる「ココアの米粉プリン」の3品を作りました。

講師の磯貝さんは「米粉は小麦アレルギーの人でも大丈夫な上に、保湿性があるので便秘解消にもなります。また、赤ちゃんには米粉のお菓子は消化に良く、作る際も玉になりにくく調理しやすいなどの利点があります」と強調。

友人に誘われて参加したという興梠充佳恵さん(38)は、「マクロビオテックという言葉は知っていたが、こんなに簡単にできるとは思わなかった。どれも味の濃い材料は入れてないのに味がしっかりしていて、優しい味でした。今度、家でも試してみたい」と笑顔で話しました。

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