市民活動団体が行う新たなまちづくり事業に対して補助を行う「延岡市民まちづくり活動支援事業」の補助決定通知書交付式が6月23日、延岡市役所で行われました。まちづくり活動や伝統文化保存活動に取り組む22団体(申請同)に、総額741万9000円が補助されます。
市民との協働のまちづくりを推進し、合併後の新市の一体感を醸成しようと平成19年度から実施しています。合併特例債で造成した地域振興基金25億円の利子の一部を活用し、市民自らが考え行う新たなまちづくり活動や交流活動を支援しています。
交付式では、首藤正治市長が各団体の代表に決定通知書を手渡した後、「延岡市は市民力の強さ、質の高さではどこにも負けない。まちづくりは空気づくりでもある。意識しないといい空気はできてこない。“延joy”エンジョイ延岡のスローガンのように、楽しく明るい空気を意識して創り上げてほしい」とあいさつしました。
これに対し、交付団体を代表しひむか食のネットワーク会議の新田範美さんが「魅力的なまちは、私たち市民と行政がお互いを理解し、連携して取り組むことで創られていくもの。私たちの取り組みに今後ともご理解とご指導を」とお礼を述べました。
今回採択されたのは「まちづくり活動」(市民公益活動、コミュニティー活動)が19件計619万6000円、「伝統文化活動」が1件計22万3000円、市民延joy推進活動が2件系100万円だった。