変化に柔軟に対応しながら邁進・吉玉会頭が初心 延岡市で新年交礼会

延岡商工会議所が主催する新年交礼会が1月4日、ホテルメリージュ延岡で開かれました。市内の政財界から約150人が出席し、新年のあいさつを交わしました。

主催者を代表しあいさつした吉玉典夫会頭は、昨年、延岡城・内藤記念博物館、野口遵記念館が相次いでオープンし、延岡の文化や歴史、芸術などを発信できる場所ができたことなどを紹介し、大分県南部や周辺市町村との連携を密にしながら地域活性化や、九州中央自動車道の1日も早い全線開通、東九州自動車道の複線化などに取り組む意欲を示しました。

その上で、「人手不足、事業承継の問題、ゼロコロナ資金融資の返済開始など中小企業を取り巻く状況はまだまだ厳しい状況にあるが、足元をしっかり固めて経営の健全化を図っていただきたい。何が起きてもおかしくない状況。連携を図り、それぞれが柔軟に変化に対応しながら地域づくりに邁進していきたい」などと、新年に当たっての初心を話しました。

来賓を代表し読谷山洋司市長が「卯年の〝卯〟という漢字は、下から上に植物が入り込んでいる様、生命の力強さを表している。今年はそのような、延岡の経済界、市民の皆さんが力強くこじ開けていく年にしなくてはいけない」と決意を述べました。

吉玉会頭、読谷山市長、長友慎治衆議院議員らによる鏡割りが行われ、市議会の本部仁俊議長の音頭で乾杯し祝宴に移りました。参加者は各テーブルを回りながら酒を酌み交わし、お互いのさらなる飛躍を誓い合いました。

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