延岡市のうみウララエリア(北浦・南浦・島野浦)内の飲食店6店で4月29日から、新鮮な地取れの水産物をふんだんに使った「うみウララ地どれ海幸丼(うみさちどん)フェア」が始まった。同市は九州で第3位、全国でも第7位の水揚げ高を誇る水産都市。ゴールデンウイークに向けて港町ならではの新鮮な素材を、参加店それぞれが工夫を凝らし豪快な丼にして提供するフェア。汁物、小鉢1~2品付きで価格は1500円~1800円(店舗によって異なる)。
フェアに参加するのは、「料理処 丸金」(北浦町市振)、「民宿・お食事処 臨港」(同)、「お食事処 さとう」(同古江)、「潮香ノ宿 高平屋」(同)、「板前のまかない料理 旬肴」(熊野江町)、「民宿 紺碧」(須美江町)の6店。
開幕を前に4月24日、提供店を代表し高平屋の髙平新之助さん(40)と臨港の鍋田荘一郎さん(42)が延岡市役所を訪れ、読谷山洋司市長に海幸丼を試食してもらった。
髙平屋の海幸丼は、その日に水揚げされたブリ、カンパチ、サザエの刺身に、アカスエビ、カツオの漬け、サザエなどをご飯の上にぎっしりと盛り付け。甘口しょう油でいただく。
臨港では、白飯にブリ、マダイ、ミズイカの刺身に、ウチワエビなどを載せ、ワサビと甘口しょう油をかけて食べる。
2人は「常に新鮮なものを召し上がっていただくため、載せる魚貝はその日の水揚げによっても変わります。高級ブランド魚の〝ひむか本サバ〟を使うこともあります。楽しみにしてご来店ください」と呼びかけている。
フェアは6月27日まで。海幸丼の提供は事前の予約が必要だ。期間中に海幸丼メニューを2回以上食べて応募する抽選で30人に参加店で使える食事券(1000円分)が当たるスタンプラリーを開催している。
参加店の連絡先は次の通り。
料理処丸金(北浦町市振、℡0982-45-2067)、民宿・お食事処臨港(北浦町市振、℡0982-45-3571)、潮香ノ宿髙平屋(北浦町古江、℡0982-45-3191)、お食事処さとう(北浦町古江、℡0982-45-2077)、板前のまかない料理旬肴(熊野江町、℡0982-43-0020)、民宿紺碧(須美江町、℡0982-43-0211)