延岡花物語このはなウォークが開幕 24日まで3日間・延岡市五ヶ瀬川河川敷

 2月1日に開幕した延岡花物語2020のメーンイベントとなる「このはなウォーク」が2月22日、延岡市の五ケ瀬川河川敷の特設会場で開幕した。24日まで3日間の日程で、300本の天下一ひむか桜と100万本の菜の花が咲き誇るなか、様々なイベントを通じて延岡の春の訪れを祝う。主催は、延岡花物語実行委員会(会長・吉玉典夫延岡商工会議所会頭)。

 日豊経済圏交流サミットと同時開催となった今年は、開会時こそ雨に見舞われたが、昼前から好天となり、来場者も時間を追って増えてきた。

 書道ガールズ(植野書道塾)によるオープニングイベントに続き開会式が行われ、総勢50人超による〝日本一長い〟テープカットや、大量のもちまきで3日間にわたるイベントが幕開けた。

  会場には、開会前から大勢の市民が詰めかけ、開会セレモニーに続いて繰り広げられた聖心ウルスラ学園高校女子生徒による女花ミコシ、子供伝統芸能ステージ、歌謡ステージなどステージイベントを楽しんだ。

 「のべおかうまいもの市」では、宮崎牛、天下鶏、浜焼きといったのべおかが誇る海幸・山幸を豪快に焼き上げる“天下一BBQ”、清酒・焼酎・地ビールの“三蔵”、チキン南蛮、鮎の塩焼き、延岡辛麺などが勢揃い。日豊経済圏を構成する大分県佐伯市などからも7店が出店し、花を添えた。

 五ケ瀬川には今年も、自衛隊が設置した応急架設橋が架けられ、堤防斜面には市内の中学生による「かざぐるまアート」や、〝DEAI〟の花文字がお目見えし、野点(のだて)や、ワークショップなど多彩な催しが行われた。

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