新元号元年記念し「ふるさと婚」開催 延岡日向ウェディング協議会

 宮崎県北の結婚式場、写真館などでつくる延岡日向ウェディング協議会(尾崎文俊理事長、39社)は5月1日から、新元号元年記念宮崎県北結婚応援キャンペーン「ふるさと婚」を開催する。期間中、参加店を通じて結婚披露宴、フォト婚、神話婚、家族婚などを行ったカップルに、利用金額に応じて県北地区の特産品をプレゼントする。期間は12月31日まで。

 同協議会によると、県北9市町村の婚姻者数、結婚式の実施件数は年々減少している。また、少子化や晩婚化、若者の挙式離れなどを背景に、地元で披露宴などを挙げるカップルはピーク時の半数以下に激減している、という。

 こうした挙式離れに歯止めをかけるとともに、地元の素晴らしさや魅力を再発見してもらうことで、若年層の定住を促進し地域活性化を図ることが目的。実施に当たっては9市町村でつくる宮崎県北部広域行政事務組合が全面後援する。

 具体的には、披露宴などに使った費用の請求金額(税別)50万円以上をA賞、10万円以上をB賞とし、9市町村の特産品の中から好みの賞品をチョイスできる。

例えばA賞なら、延岡どれクルマエビ、JA日向産宮崎牛サーロインステーキ、乾しいたけ「天白どんこ」、高千穂牛上モモステーキなどいずれも1万円相当の賞品。B賞なら、日向豚セット、しいばグルメセット、どんタロギフト、マロンハウス甲斐果樹園スイーツ詰め合わせなど5千円相当の賞品がもらえる。

  尾崎理事長は「妊娠などで入籍しかしていなかった人でも、子供の成長に伴い披露宴をしたり、記念の写真を撮ったりする人は少なくない。宮崎県北には魅力ある写真スポットやパワースポットも多く、5月に新元号に変わることもあり、この機会に何らかの形で結婚式を挙げてもらいたい。この地域の活性化と人口減少の対策の一つになれば」と話している。

 協議会会員のうち今回のキャンペーンの参加店は14社。キャンペーンの内容、申し込み方法など詳しくは各参加店か協議会事務局(TEL0982・31・1122、マリエールオークパイン延岡内)まで。

 参加店は次の通り。

 エンシティホテル延岡、ガーデンベルズ延岡、キャトルセゾン・マツイ、ホテル高千穂、マリエールオークパイン延岡、ホテルベルフォート日向、喜重会館、にししなカメラ、美創館タグチ、ブライダルハウス島田延岡店、内倉写真館、マキノ写真館、パル&ペア延岡店、パル&ペア高千穂店

関連記事

PAGE TOP