第2回日向ビーチスポーツフェスが6月2日、日向市のお倉ケ浜海水浴場で開かれる。その概要が決まった。今年は小学生だけでなく大人も参加可能とし、親子でビーチスポーツを体験できる場とするほか、今年は新たにビーチテニスも実施する。
同市では、国内トップクラスのサーフィン環境と豊かな海岸資源を活用した「サーフタウン日向」のまちづくりを展開しており、その一環でサーフィンやビーチスポーツの楽しさを広め、関心を高めてもらうため、昨年からトップアスリートを招いてのビーチスポーツフェスを開催している。
体験できるスポーツは、バレー、サッカー、ラグビー、ヨガ、サーフィン、ビーチテニスの6競技。対象は小学生及び成年(中学生以上)。募集開始は4月中旬ごろからを予定する。
当日はバレーは大会顧問で元北京五輪男子バレー日本代表の山本隆弘氏とV1リーグのパナソニックパンサーズ、サッカーは元日本代表の巻誠一郎氏と元なでしこジャパンの加藤與恵氏、ラクビーはジャパントップリーグのパナソニックワイルドナイツ、ヨガは元北京五輪体操代表でアメリカのヨガライセンスを持つ坪井保菜美氏、ビーチテニスは2018年全日本選手権チャンピオンの相澤幸太郎氏と山本直晃氏という、国内トップクラスの選手たちを招く。
当日は午前8時半受付開始。同9時から開会式で、9時30分から午後4時までが競技体験となる。各競技20~50人程度の班編成を行い、交代制で体験できるようにする。会場ではアスリートとのトークショー、ステージイベントや地元グルメや特産品の販売なども行われる。前日の6月1日にはベルフォート日向で交流会を開催する。雨天時はサンドーム日向で開催する。
3月25日に日向市役所で開かれた記者会見では、十屋幸平市長が「トップアスリートと一緒にビーチスポーツを体験できる貴重なイベント。家族みんなで日向の海辺を体感してほしい」と大勢の参加を呼びかけた。
また、大会顧問の山本氏も「宮崎の良さ、日向市の良さを体験してもらうとともに、県外の人にはこのイベントを通して、また日向に遊びに来てもらうツールの一つになれば」と期待を込めた。市長と山本氏によるビーチテニス実演もあった。
詳しい問い合わせは日向市観光交流課スポーツタウン推進室(電話0982-52-2111)へ。