日向市役所新庁舎が3月24日、グランドオープンを迎えました。
日向市は、旧庁舎の建設からおよそ54年が経過した2013年、新庁舎建設に着手しました。災害に強く、市民に親しまれる庁舎を目指し、行政関係者だけでなく、市民を交えたワークショップや説明会、見学会などを通して整備を進めてきました。
この日の竣工式には、歴代の日向市長や各区長などの関係者およそ230人が出席しました。
日向市の十屋幸平市長は「災害時の防災拠点施設、普段から市民に親しまれるランドマークとして素晴らしい庁舎が完成した。これまで以上にきめ細やかな市民サービスのため職員一丸となって取り組んでいきたい」と、あいさつしました。
設計を担当した株式会社内藤廣建築設計事務所代表取締役の内藤廣さんは「まちづくりと連動した日向市らしい日本一の庁舎ができたと思います。何度も訪れていただき、日向市の発展を見守ってほしい」と、話しました。
そのあと、市役所を訪れていた市民らも参加したテープカットが行われ、新庁舎がグランドオープンしました。
敷地内では、吹奏楽の演奏や太鼓の演舞などが披露され、新庁舎完成に花を添えました。
最後に餅まきが行われ、訪れた市民らは新庁舎の門出を祝いました。