日本最南端のスキー場である五ヶ瀬町の五ヶ瀬ハイランドスキー場が12月14日に2019シーズンの営業を開始しました。
スキー場には、県内外から多くの人が訪れ、初滑りを楽しみました。
五ヶ瀬ハイランドスキー場は、九州の中央に位置する向坂山山頂近くの標高およそ1600メートルの高所にあります。日本最南端のスキー場として毎年多くの人たちが訪れます。
昨シーズンの入場者数は3万1888人で目標である3万5千人には届きませんでした。
今シーズンは新たに、中学生、高校生、大学生、短大生、専門学生が平日限定で料金が半額に近い割引になる「五ヶ瀬学割」のサービスを実施し、昨年の目標と同様の3万5千人の入場者を目指します。
オープニングセレモニーでは、五ヶ瀬町の原田俊平町長ら関係者がテープカットをして、2019シーズンの営業がスタートしました。
ハイランドスキー場によると、今年は暖冬の影響でオープンのこの日まで観測できるほどの積雪がなく、人工降雪機を使って営業に間に合わせました。
現在は、初級者・中級者向けであるパラダイスコースの500メートルが滑走可能です。
訪れた人たちは、時折覗く青空のもとで日本最南端のスキー場を満喫していました。
今シーズンは、来場者数3万5千人を目標に2019年3月3日まで80日間営業します。