「第42回まつりのべおか」は7月21日、延岡市役所前から船倉町までの中町通りを主会場に出会い神輿(みこし)とばんば総踊りが行われ、たくさんの人手でにぎわいました。心配された雨も、熱気を冷ます程度に時折り降るぐらいで、時には青空も広がり祭り気分を盛り上げました。
午後から物産展やステージイベント、郷土芸能披露が行われた後、夕方から太鼓競演会に続き、子供神輿、出会い神輿、ばんば総踊り、お旅所での神楽奉納などが行われました。
太鼓競演会には市内4団体に加え、宮崎大学医学部のすずかけ太鼓と大分県佐伯市の鶴岡八幡太鼓が友情出演し、迫力のステージを繰り広げました。
6基の子供神輿の練り歩きに続き、呼び物の一つ、出会い神輿がスタート。重さ約1トンの三百貫神輿を中心に今山八幡宮から4基、春日神社から3基の神輿が街中を「サイヤ、サイヤ」の掛け声に合わせて勇壮に練り歩きました。
姉妹都市・福井県坂井市の「丸岡音頭」を踊った後、45団体約3000人の踊り手が一つの大きな輪になってばんば総踊り。参加団体の趣向を凝らしたコスチュームやPRのほか、趣向を凝らしたプラカードも見物でした。
今年も「ばんば名人メダル」(2枚組100円)が販売され、上手な踊り手に観客らがメダルを掛けるシーンが見られました。
最終日の31日は大貫町河川敷きで花火大会。過去最大級、1万発の花火を盛大に打ち上げ。宮崎初登場となる江戸花火「和火(わび)」、ラスト3分間に3千発を集中的に打ち上げるフィナーレは圧巻です。
会場には花火を間近に見られる有料席を設ける「食べる・飲める花火ガーデン」が登場。元大関・KONISHIKIのハワイアンステージもあります。ガーデンのチケットは10人用1万円、8人用6千円、4人用4千円。アユの塩焼き、チキン南蛮、メヒカリ空揚げ、焼き鳥など延岡のご当地グルメを中心に限定価格で販売され、生ビール300円、ソフトドリンク100円で楽しめます。
花火大会は雨天時は翌日に延期します。花火ガーデンの申し込み、まつりに関する問い合わせは事務局(延岡市民協働まちづくりセンター内、TEL0982-36-6141)へ。