大相撲東関部屋(あずまぜきべや、東関大五郎親方)延岡合宿を歓迎する「市民交流パーティー」が12月14日、ホテルメリージュ延岡で開かれ、駆けつけた市民と力士たちと交流を深めました。延岡合宿は12月4日からこの日までの10日間、西階運動公園東芝広場特設会場で行われ、連日大勢の市民でにぎわいました。
交流パーティーでは、延岡合宿実行委員会の榎本雄介実行委員長を先頭に、東関親方、振分親方(元小結高見盛関)、合宿に参加している力士10人らが入場。
榎本委員長が「8年目にして初めて土俵開きの日に激しい雨が降りましたが、今年は全体的に暖かく、風もそんなに吹かず、大変いい稽古が出来たと思います。元横綱の曙さんにも延岡に来ていただき、力士の稽古を激励していただいた。短い時間でしたが、一言一言が的確で重みがあり、力士達の動きも違ってきました。今夜は延岡最後の夜ですので、ぜひ大いに力士たちと交流していただきたい」とあいさつしました。
これに対し東関親方は「九州場所ではあまり成績が良くなく、最後の一番で泣いた力士が多かった。この思い、延岡でかいた汗をしっかりと初場所にぶつけ、またいい相撲取れるように力士たちは一生懸命頑張ると思います。来年また来るときは番付を上げてこれるように私もしっかりと指導してまいりますので、今後とも東関部屋を応援してください」とお礼を述べました。
鏡開きに続き、上田美利市議会議長の音頭で乾杯し祝宴に移りました。参加者たちは、力士たちと記念写真を撮ったり、会話や食事を楽しんだりしながら、親睦を深めました。祝舞や大貫相撲甚句、振分親方や東関親方のカラオケ、お楽しみ抽選会などもあり多いに盛り上がりました。