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延岡花物語・このはなウォークが開幕 延岡市

2月1日に開幕した延岡花物語2023のメーンイベントとなる「このはなウォーク」が2月18日、延岡市の五ケ瀬川河川敷の特設会場で開幕しました。19日まで2日間の日程で、300本の天下一ひむか桜と100万本の菜の花が咲き誇るなか、様々なイベントを通じて延岡の春の訪れを祝います。主催は、延岡花物語実行委員会(会長・吉玉典夫延岡商工会議所会頭)。

書道ガールズ(植野書道塾)によるオープニングイベントに続き開会式が行われ、総勢50人による〝日本一長い〟テープカットで幕開けました。

開会式で吉玉会長は、「昨年は残念ながらコロナのためにギリギリの段階で断念せざるを得なかったが、今回は改めて実行委員会が立ち上がり今日を迎えることになりました。花物語は本東寺の梅に始まり、カワヅザクラ(天下一ひむか桜)、菜の花、そしてヤブツバキ、ソメイヨシノという春を五感で楽しんでいただけるイベント。皆さんに延岡に来て良かったと思っていただければ」とあいさつ。

来賓の河野俊嗣県知事は、「パワーアップして開催されることをうれしく思います。プロ野球のキャンプを応援に来た人たちが延岡で開催されている花物語に遊びに行こうか、その後、高千穂でも行ってみようかといった流れができるといい。長く続けていくことで定番化していくことを目指してほしい」と呼びかけました。

五ケ瀬川には陸上自衛隊の応急架設橋訓練によって災害時に使用される「応急架設橋」が架けられ、両岸会場の回遊性を持たせるなか、のべおかうまいもの市や郷土芸能などを絡めた多彩な特設ステージイベントが繰り広げられました。

ビオラ7千本を使い「絆」と描かれた巨大花文字アートや、市内の中学生が心を込めて製作した約2千本の風車も飾られました。18日の夕方には「夜桜花灯(あか)り」が行われ、桜と菜の花をキャンドルで照らし、昼間とは違った幻想的な空間を演出しました。

新企画として、肉体の限界に挑む姿を世界に発信し続ける人気番組「SASUKE」の第17回覇者で、延岡在住の長野誠さん監修による「ミニSASUKEコースチャレンジ」が特設されました。長野さんに加え、〝サスケレジェンド〟と言われる森本裕介さん、日置将士さん、山本進悟さんのサスケレジェンドが来延し、挑戦者をサポートしてくれました。