しめやかに 延岡市戦没者合同慰霊祭

延岡市の野口記念館で4月5日、延岡市戦没者合同慰霊祭が営まれました。
慰霊祭は、戦没者、空襲犠牲者の御霊を慰めようと延岡市戦没者合同慰霊祭奉賛会が毎年4月5日に開いています。
延岡市の首藤正治市長は「終戦から70年が経過し、戦後生まれの世代が多くを占め、戦争の記憶の風化が懸念されます。私たちは散華された方々の思いを胸に刻み、二度と戦争に参加しないことを誓います」と追悼の言葉を述べました。
nobeokasenbotusyaireisai2016_2 延岡市遺族会連合会の岡田孝太郎(おかだ・こうたろう)会長は「ご英霊のみなさまが最後まで願っておられた世界恒久平和のために尽力することをお誓いします」と決意の言葉を述べました。
そのあと、関係者や市内各地区の代表者が祭壇に菊の花を捧げ、5114柱の御霊の冥福を祈りました。
*旧延岡市3817人(西南の役以降、このうち昭和20年6月29日延岡大空襲の犠牲者は320人)
旧北方町513人(日清戦争以降)
旧北浦町340人(日清戦争以降)
旧北川町390人(西南の役以降)

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