延岡市の差木野地区が事例発表 大津市(熊本)の土地改良区視察

熊本県大津市の護川土地改良区(永田光雄理事長)による延岡市土地改良区への役職員視察研修が3月11日、延岡市野田町の延岡市土地改良区(原田博史理事長)で行われました。差木野区農地・水環境保全会の山口睦男会長らが「多面的機能支払における活動組織体制及び活動内容」と題して、同会の農地・水・環境保全向上対策について事例発表しました。

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同会は差木野町、鹿小路町の生産組合、自治会、親子会など9団体が参加して平成20年度に発足、水路や用水設備の老朽化などを背景に、23年度から27年度までの5年間に延長226メートルの環境向上活動に取り組んできました。この一帯には、水田2192アール、畑370アールの計2562アールの農用地があり、開水路9・3キロ、農道1・1キロなどがあります。

作業実施に当たっては、作業実施前に役員会を開き、計画書の作成、安全作業のため必ず作業前は朝礼を行う、夏場は熱中症に注意し飲料水を支給する、傷害保険に加入--など徹底してきました。

事例発表の後は、現地視察も行われました。

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