今年で9年目を迎える体験交流イベント「ひむかのくに えんぱく2018」が10月13日、開幕しました。11月25日までの約6週間を期間に、44プログラムが開催されます。初日の13日は延岡市須美江町の普門寺で「禅・医食同源 禅寺で心と体のリフレッシュ」が実施され、坐禅体験や健康な体を作る食に関する講話、マクロビオティック食の体験などが行われました。
えんぱくは、延岡のご縁(えん)をつなぐ博(はく)覧会として、平成22年(2010)にスタート。地域全体を博覧会に見立てて展開する体験交流型のイベントです。過去8年間では豊かな自然、育まれてきた歴史・文化、おいしい食、温かなおもてなしなど、ふるさとを愛する人達の思いがこもった272のプログラムを実施しています。
今年も、ひむかエリアを構成する県北9市町村すべてでプログラムの提案があり、隣接する大分県佐伯市で、44のプログラムが実施されます。
普門寺で行われた医食同源プログラムには、市内外から10人が参加。吉井泰俊住職が坐禅について生命した後、約30分にわたって坐禅を体験しました。
続いて、吉井住職から栄養素が詰まった玄米の魅力や噛むことの大切さ、古来からの日本食のメリット、食べ合わせに関する知識などを聞きました。
マクロビオティック食の体験では、雅子夫人の説明を受けながら、釜炊きの玄米や車麩のカツ、野菜の蒸し煮、オクラのごま和え、アスパラとニンジンの白和え、リンゴのくず煮などを食べ、食の大切さを改めて考えました。
えんぱく実行委員会では、まだ定員に達していないプログラムもあるため、大勢の参加を呼びかけています。詳しくは実行委員会事務局(℡0982-20-0008)へ。