延岡市のうみウララエリア(北浦・南浦・島野浦)内の飲食店7店で4月27日から、「うみウララ地どれ海幸丼フェア」がスタートします。新鮮な地取れの水産物を使い、各店それぞれに工夫を凝らした海鮮丼を提供していくフェアで、汁物、小鉢1~2品付きで1500円~1800円のメニューが堪能できます。フェア期間は6月30日まで。開幕に先立ち26日、提供店の代表者2人が延岡市役所を訪れ、読谷山洋司市長に海鮮丼を試食してもらいました。
ゴールデンウイークに向けて、港町ならではの新鮮な素材を、豪快に「丼」にして味わってもらうことで、エリアの魅力を市内外に発信し、観光客増に寄与するのが狙い。
フェアに参加するのは、「料理処 丸金」(北浦町市振)、「民宿・お食事処 臨港」(同)、「お食事処 さとう」(同古江)、「潮香ノ宿 高平屋」(同)、「道の駅北浦 レストラン海鮮館」(同)、「板前のまかない料理 旬肴」(熊野江町)、「民宿 紺碧」(須美江町)の7店。このうち、さとうの佐藤英治さん(50)と臨港の鍋田荘一郎さん(39)が、それぞれ提供予定の海鮮丼を持参しました。
さとうの海鮮丼は、酢飯の上に朝取れの青アジ、ほろ酔いカンパチ、タコ、ウニ、イカ、湯がいて味付けしたサザエなどが敷き詰められています。佐藤さんは「載せる魚はその日の水揚げによって多少変化しますが、これから旬のカンパチを中心に、ネタの大きさと北浦ならではの活きの良さを売りにした丼にしたい」と抱負。
臨港の鍋田さんは「生もの主体の海鮮丼が多い中、女性のお客さんからの要望もあり、自家製の干物、すり身などを加えることで変化を持たせました。いろんな所からこのエリアに足を運んでいただけるよう、どの店もサービス価格で提供していますので、この機会に多くの人に味わっていただきたい」とアピールしました。
試食した読谷山市長は「延岡の北の玄関に当たるうみウララエリアにどれくらいの人が訪れるかが、延岡全体がいかに潤うかにつながってきます。海産物の種類が豊富で鮮度の良さが自慢のこのエリアにぜひ多くの人に来て頂きたい」と期待を寄せました。
うみウララエリアでは今後も、ひむか本サバ(7~8月)、伊勢えび(9~11月)、藻イカ(アオリイカ、10月)と、四季折々の食材を生かしたフェアをシリーズ化して開催していく予定です。
フェア参加店の連絡先は次の通りです。
◆「料理処 丸金」(北浦町市振505-1、電話0982・45・2067)
◆「民宿・お食事処 臨港」(北浦町市振29-14、電話0982・45・3571)
◆「お食事処 さとう」(北浦町古江2501-23、電話0982・45・2077)
◆「潮香ノ宿 高平屋」(北浦町古江字鶴山2927-1、電話0982・45・3191)
◆「道の駅北浦 レストラン海鮮館」(北浦町古江3337-1、電話0982・45・3811)
◆「板前のまかない料理 旬肴」(熊野江町2532-1、電話0982・43・0020)
◆「民宿 紺碧」(須美江町1426-1、電話0982・43・0211)