延岡市の延岡城址二の丸広場で11月12日、第21回城山かぐらまつりがありました。
城山かぐらまつりは、日豊圏域の市町村が神楽を通して伝統文化の保存、伝承活動の振興、まちづくりの活性化につなげようと、1997年(平成9)から実施しているもので、延岡市の秋の恒例行事の一つとして親しまれています。
かぐらまつりには、延岡市内の神楽保存会10団体のほか、日向市、門川町、福岡県豊前市の神楽保存会も参加、合わせて13団体がそれぞれ神楽を披露しました。
観客は笛や太鼓、かねに合せて舞う奉仕者(ほしゃ)たちの一挙手一投足に熱い視線を注ぎ、演目が終わるたびに拍手を送っていました。
演目の途中には餅まきが行われ、アタリ券がついた餅を拾った人には鮮魚が配られました。
まつりでは28番の舞が披露され、多くの人で賑わいました。