延岡市は2月1日、平成28年度から10年間のまちづくりの指針となる「第6次延岡市長期総合計画」(計画期間・平成28年度~37年度)のキャッチフレーズとロゴマークを公表しました。キャッチフレーズは「新しい延岡を楽しもう 延joy」。同市のこれまでの長期総合計画でキャッチフレーズを設定するのは初となります。
長期総合計画(マスタープラン)は、よりよいまちづくりのための各種施策を総合的、効率的に進めていくための基本的な指針です。第6次は平成28年度から37年度までの10年間の基本構想と、28年度から32年度までの5年間の基本計画(前期)を策定しました。
ロゴデザインは、2009年アニー賞美術賞を受賞した延岡市出身のイラストレーター・上杉忠弘さん(50)=東京都杉並区在住=が担当。コピーライトは、延岡市在住のアートディレクター・小野信介さん(46)が受け持ちました。
「延」の字の中には延岡のランドマークであるジャンボ煙突、豊かな自然環境を示す木や山、海とそこに昇る太陽の要素が盛り込まれ、全体を柔らかく楽しげな曲線で表現しています。
色は海や川、水郷延岡のシンボルカラーである「ブルー」を基本に、豊かな自然を表す「グリーン」、温暖な気候・太陽・活力を象徴する「オレンジ」という3つのバリエーションがあり、様々な場所で活用できるように配慮されています。
記者会見した首藤正治市長は「キャッチフレーズ、ロゴデザインは、マスタープランそのものに対する市民の関心、理解を深める上で有効だと思う。日々の暮らしをエンジョイできる街にしたい。ロゴデザインは動きのある楽しげなものができた。将来、延岡の街で暮らしていく楽しさを連想していただければ」と話しています。