細島灯台(日向市)が「恋する灯台」に  県内初

日向市の細島灯台が6月1日、一般社団法人日本ロマンチスト協会(本部・長崎県雲仙市愛野町)と日本財団(東京都港区)が共同で実施する「恋する灯台プロジェクト」が選ぶ「恋する灯台」に認定されました。また、日向市も「恋する灯台のまち」として認定されました。

このプロジェクトは、灯台を「ふたりの未来を見つめる場所」として定義することで「ロマンスの聖地」として再価値化する試み。地域の観光資源としての灯台の価値を見直すことで、灯台に訪れる老若男女を増やして海への関心を高めていくことを目的としています。

2016年度にスタート。PLACE(場所)、HISTORY(歴史)、ACCESS(道のり)、ROMANTIC(ロマンティック)、OCEAN VIEW(景観)、SHAPE(形)という6つの要素を審査基準に、昨年度は鶴見碕灯台(大分県佐伯市)など21の灯台を認定。今年度は6月1日に新たに細島など10の灯台を認定しました。細島は九州・沖縄では5カ所目、宮崎県内では初の認定となりました。

細島灯台は、古より栄えた細島港の近くの日向岬に立つ灯台で、テラスがあるモダンな灯台の周囲は展望公園になっており、南国的な景色が楽しめます。特に眼前に広がる太平洋の大海原は、地球が丸いことを実感させてくれる絶景です。近くには日向市を代表する景勝地・馬ケ背、浸食された岩礁が「叶」という文字、あるいは「十字」にも見えることから名付けられた「クルスの海」があり、人気スポットになっています。

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