延岡市のホテルプラザ延岡とプラザホテル延岡リーヴァが、国内最大のホテルネットワークであるアパホテル株式会社(本社・東京都港区赤坂3丁目2-3、元谷芙美子社長)傘下の「アパホテル宮崎延岡駅前」(192室)と「アパホテル宮崎延岡駅南」(90室)に生まれ変わりました。昨年12月15日のプレオープン時から実施していた大規模なリニューアル工事が完了し6月21日、延岡駅前で合同グランドオープン披露式典が行われました。県内には宮崎市にアパホテル宮崎駅橘通(全160室)、都城市にアパホテル宮崎都城駅前(全120室)があり、県内のアパホテルは4ホテル562室となります。
アパグループは、グループ代表の元谷外志雄氏が昭和46年(1971)に石川県小松市に設立した「信金開発株式会社」を前身とする都市開発、建設業を中心とした会社。アパホテルは428ホテル7万874室(建築・設計中、海外、フランチャイズ、パートナーホテル含む)を展開しており、年間宿泊者数は1252万人(平成28年11月末実績)に上ります。商号のアパ (APA) とは、「Always Pleasant Amenity」の頭文字から採っています。
グランドオープンした両ホテルは、客室に50型大型液晶テレビ、快眠を追求したオリジナルベッド、BBCワールドニュース無料放映、セキュリティー面に優れたWi-Fi無料接続、明るさにこだわったシーリングライトなどを導入。フロント・ロビーも一新し、アパの理念とする新都市型ホテル仕様にリニューアルしたとしています。
レストラン部門は、モーニングエース株式会社が運営。延岡駅前は「モーニング&ディナーファーム」(64席)として、和洋バイキング方式による朝食、パスタを中心としたディナーを提供。延岡駅南の「モーニングファーム」(40席)は、和洋バイキング方式による朝食を提供していきます。
グランドオープン式典には、関係者ら115人が出席。アパグループの元谷一志代表取締役社長とモーニングエースの飯田真一郎代表取締役による開業記者発表に続き、正面玄関前で関係者によるテープカット、開業披露宴が行われました。
元谷社長は「高千穂峡や九州最東端の鶴見崎などに近く、東九州のへそともいわれる企業城下町でありながら風光明媚で、今後とも伸びしろの高いエリアではないかと思っています。8月の延岡駅グランドオープンに先んじてオープンできたのはうれしい限り。延岡でもビジネス、観光、コミュニティーの三位一体に加え、高千穂峡を主体とした地元の資源をしっかり生かすことで、地元貢献を果たしていきたい」と抱負を述べました。