やはりそうだった! 宮崎県北は日向神話の本舞台――。「神話は日本の古代史を物語る」と題した神話講演会が6月25日午後6時半から、延岡総合文化センター小ホールで開かれます。三重大学名誉教授で全国邪馬台国連絡協議会全国大会で最優秀賞論文を受賞した宮崎照雄氏が講演します。入場無料。
主催は、延岡市、日之影町、高千穂町で組織するスピリチュアルひむか観光協議会。
宮崎教授は、1949年三重県生まれ。東京大学大学院農学系水産学修士修了。三重大学や三重県立大学で水族病理学を教育研究しています。一方、「三角縁神獣鏡が映す大和王権」「狗奴国私考」を著すなど、古代史研究にも造詣が深く、「邇邇藝(ニニギノミコト)が降臨後到った所を五ケ瀬川河口の笠沙御前(カササノミサキ)とすれば、『記紀』が描写する地域は、実際の延岡市(空國、笠沙岬)、東臼杵郡(五十鈴川)および日向市(伊勢ヶ浜と細島)の地理と無理なく整合するのである。天孫降臨譚の全ての舞台は九州島の日向国にあるのだ」(狗奴国私考 第1章 猿田彦大神と比良夫貝より)などと記しています。
詳しい問い合わせは延岡市観光戦略課(電話0982・34・7833)まで。