日之影神楽の伝承者たちが一堂に集う「日之影町神楽まつり」が11月12日、道の駅青雲橋そばの日之影町神楽殿でありました。
日之影町神楽保存会が会員相互研修、奉仕者(ほしゃ)としての資質向上、神楽の保存・伝承などを目的に毎年開いているものです。
町制施行65周年の記念大会となった神楽まつりも今回で30回目をむかえました。
まつりには、町からの保存会も含めて13の保存会が参加し、30番の神楽を披露しました。日之影町内には、岩戸、岩井川、四ケ惣(しかそ)、深角(ふかすみ)という4つの系統の神楽が伝承されており、それぞれ舞の内容などに違いがあるそうです。
奉仕者たちは真剣な表情で、神々の舞を披露。会場には町内外から見物客が訪れ、おごそかに、ときに素早い舞いに見入り、演目が一段落するごとに大きな拍手を送っていました。