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4年ぶりに市中パレード 延岡今山大師祭

好天に誘われ、4年ぶりのパレードに歓声!--。九州3大春祭りの一つ、延岡今山大師祭は4月14日から16日までの3日間、延岡市山下町の今山大師寺を中心に市内各所で開かれました。初日、2日目と雨にたたられましたが、最終日の16日は天気が回復し、4年ぶりの開催となった呼び物の市中パレードの際には、沿道に幾重もの人垣ができ、参加26団体が次々に披露する趣向凝らした出し物に笑顔が広がりました。

今年のテーマは「伝えよう世界に!お接待の心~ご誕生1250年平和の光お大師さん~」。「やま」と呼ばれる今山大師寺周辺では、本堂や銅像広場で開会式大法要やお楽しみ福引き大会、もちまき大会、戦没者戦災殉難者慰霊法要、カラオケや舞踊を交えた演芸大会などが行われました。

商店街や各地区ごとにお接待所(大師御堂)ができ、お茶やお菓子のお接待を行ったほか、街中にはたくさんの露店が並び、各商店街が趣向を凝らしたイベント、見立て細工(中央通)の展示などもありました。

最終日の16日は午後1時から、フィナーレを飾る恒例の市中パレードが行われ、26団体約1100人が参加。コースは例年より約1・1キロ短縮され、山下新天街南口からイオン延岡店までの約1・7キロの道のりを練り歩きました。

また、延岡市の特産品やうまいもんを一堂に集めた「延岡のぼりざる物産展」が15、16日の2日間、初めて山下新天街のアーケードで開かれ、延岡市を中心とした県北地域と、兄弟都市・福島県いわき市、姉妹都市・福井県坂井市、大分県佐伯市から農産加工品や郷土料理、地酒などを販売する約30のブースが並び、にぎわいました。