リチウムイオン電池の研究・開発で昨年、ノーベル化学賞を受賞した旭化成株式会社名誉フェローの吉野彰氏を招いての受賞記念講演会が3月30日、延岡総合文化センターで開かれる。2部構成で、第一部は宮崎県北の中学生・高校生が対象。第2部は一般と県北以外の中学生・高校生が対象で、延岡市は2月10日から参加者を公募する。
吉野氏は、京都大学工学研究科修士課程を修了後、旭化成に入社。1999年の日本化学会「化学技術賞」受賞をはじめ、紫綬褒章、日本国際賞、欧州発明家賞など数多くの賞を受賞し、2019年12月10日にリチウムイオン電池に関する研究開発の功績が称えられ、ノーベル化学賞を受賞した。
当日は午後1時半から第1部、同4時から第2部を開催。第1部の定員は1300人で、県北の中学、高校から学校を通じて希望者を募る。第2部は定員1000人程度。県北以外の中学、高校に通学する生徒のほか、一般から参加を募る。
第2部参加希望者は、2月10日から29日までに、郵便はがきかウエブサイトから応募が必要となる。グループを含め応募は1人1回まで。グループでの応募は最大4人まで。応募者多数の場合は抽選となる。
郵便はがきでの応募は、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記。グループの場合は代表者以外の氏名・年齢も明記し、延岡市役所工業振興課「吉野彰氏記念講演会」(〒882-8686延岡市東本小路2番地1)宛に申し込む。
ウエブサイトからの申し込みは、延岡市公式ホームページ(http://ww.city.nobeoka.miyazaki.jp)の応募専用サイトから申し込む。詳しくは工業振興課(電話0982-22-7035)へ。