国際色豊かな新若鮎レディ決まる  延岡

延岡市観光振興の一翼を担う「2019のべおか若鮎レディ」の新旧交代式が4月2日、延岡市役所で行われた。新レディへの選任証交付や前年度レディへの感謝状の贈呈があり、新レディのパク・ジヨンさん(28)=九州保健福祉大学生=、大島桃子(おおしま・ももこ)グレースバタリオさん(27)=主婦=、黒岩結佳(くろいわ・ゆか)さん(20)=九州保健福祉大学生=の3人が抱負を述べた。

パクさんは韓国籍、大島さんは日本人の母とフィリピン人の父を持つハーフで、例年になく国際色豊かな人選となった。3人は4月12日に始まる延岡大師祭が初仕事となる。

 交代式では、上部がチェック柄の黒のワンピースにチェック柄の半袖ジャケットという制服に身を包んだ新レディ3人に延岡観光協会の谷平興二代表理事が選任証、古木聖三事務局長が副賞目録を交付。続いて谷平代表理事が、1年間の大役を終えた2018若鮎レディの橋本ゆり香さん、日髙論子さんに感謝状を手渡した。

恒例の前レディから新レディへのたすきリレーに続き、前レディたちは1年間のレディ活動を振り返り、「延岡の良さを言葉にしていろんな人に伝えられる影響力のあるレディになってほしい」などとエールを送った。

谷平代表理事は、まず前レディに「1年間で43回の出番があり、遠くは東京、福岡まで出向いてもらった。ありがとうございます」とお礼。また、新レディに対して「皆さんは延岡観光の顔。延岡のことをしっかり勉強し、美しい顔と笑顔で延岡にたくさんの人を連れてきてほしい」と激励した。

 交代式を終えた新旧若鮎レディ5人は市長室と市議会議長室を訪れ、交代を報告した。

新レディのプロフィルは次の通り。

 【パク・ジヨンさん】韓国出身、28歳、九州保健福祉大学生、身長163センチ。

▽趣味 映画鑑賞、ジョギング、旅行

▽特技 英語・日本語・韓国語

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私は韓国から日本に来て4年目になりました。初めは日本語も下手で何も知らない私でしたが、地元の方々が温かく見守ってくれました。最近では韓国語勉強会を始めたり、九州のことを韓国に広めようとYouTubeでチャンネルを開設したりしています。私は、第二の故郷のような延岡を、日本だけではなく、自分の生まれた国の方々にも紹介して、延岡の素晴らしさをより多くの人に伝えていきたいと思います。

【大島桃子グレースバタリオさん】神戸出身、27歳、主婦、身長157センチ

▽趣味 テーマパークに行くこと、写真、歌

▽特技 ハンドメイド、DIY

▽自己PR

私は昨年神戸から延岡に引っ越してきました。住み始めてすぐ延岡が大好きになりましたが、同時に感じるのはお店などの情報が少ないということです。若鮎レディとしての活動は、たくさんの方に延岡の魅力が伝えられると思います。この活動を通して、延岡の素晴らしさをもっと色々な方に知ってもらうために、頑張りたいと思います。

【黒岩 結佳さん】福岡県小郡市出身、20歳、身長157センチ

▽趣味 料理、手芸、ネイル

▽特技 誰とでも仲良くなれること

▽自己PR

私は延岡に来て今年で3年目ですが、延岡の人もグルメも、自然いっぱいで鮎が美味しいところも大好きです。こんなに素晴らしいところがたくさんある延岡のことを多くの人に知ってもらって、遊びに来ていただけるように精一杯PRしていきたいと思います。

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