延岡市

「これからは夢のある事業を推進」  延岡市新年交礼会で首藤市長が抱負

延岡市と延岡商工会議所が共催する新年交礼会が1月4日、ホテルメリージュで開かれました。市内の政財界から約320人が出席し、新年のあいさつを交わしました。

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主催者を代表し首藤正治延岡市長が、東九州自動車道大分~宮崎間や北方延岡道路の全線開通した昨年を振り返った上で、「これまで清掃工場、消防庁舎、ゴミの最終処分場、火葬場、市役所新庁舎など市民の生活に密接な関わりがあり、これ以上先送りできない大型事業にメドがついてきた」などとこれまでの実績を振り返り、「これから先は、延岡市がもう少し前に進んでいく夢のある事業が重要になってくるのではないか。延岡駅や内藤記念館、城山など歴史文化を踏まえつつ、将来に夢のある事業を積極果敢に仕掛けていくべき」と新年ならではの抱負を述べました。

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清本英男会頭は、東九州道の開通やエンジン01の成功などを振り返り、「昨年は延岡にとって素晴らしい1年でした。今年は一つひとつ階段を上っていく年にしたい」と強調。その上で、32年間にわたって活動してきた日豊経済圏を例にとり、「これからが本番。この圏域をどういう風に売り出すかのスタートの年にしたい。東九州軸のブランドとして“日豊”を売り出していきたいと、県境を挟んで大分県側と話し合っているところ」などと、次のステップに向けて取り組み始めたことを披露しました。

また、地域経済の活性化に向けて一昨年から取り組む創業者の支援・育成について触れ、「この2年間で26社が創業しました。その7割が女性で、女性の時代が来つつあります。そういったことを大事にしていきたい」などと訴えました。

観光面では、6年目を迎えた「えんぱく」の成果を振り返り、「プログラムの中でもいいものを旅行会社などと提携しながら売り出し、小さな小旅行などの形で全国に売り出していきたい。人材も育っていますので、観光協会とも十分に連携とりながら取り組んでいきたい」と述べました。

首藤市長、清本会頭ら総勢約40人による鏡割りが行われ、延岡市議会の上田美利議長の音頭で乾杯し祝宴に移りました。参加者は各テーブルを回りながら酒を酌み交わし、お互いのさらなる飛躍を誓い合いました。

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