第4次工業振興ビジョンを答申 延岡市工業振興審議会

令和8年度から今後10年間の延岡市の作業の方向性と具体的行動を示す「第4次延岡市工業振興ビジョン」の策定を進めてきた市工業振興審議会(会長・森龍彦延岡商工会議所会頭)の審議が終了し2月16日、森龍彦会長らが三浦久知市長に答申しました。

 工業振興審議会では、関係業界団体の代表ら15人をメンバーとする審議会と、ビジョンの原案を策定する市内の若手経営者らで参加する20人のワーキンググループで構成されています。

平成28年(2016)度に策定された第3次ビジョンが今年度末で計画期間を終えることから、昨年8月から7回のワーキングと4回の審議会を通じ、令和8年度から10年間を計画期間とする新しいビジョンの策定に取り組んできました。

 次期ビジョンは、「共に挑戦し、成長が続く産業都市 延岡-ここで働き、未来を創る」をスローガンに、施策の積み上げ型だった現行ビジョンから、「経営を起点とした産業全体の再設計」へと転換し、経営計画を軸に人財・技術・新事業が連動して実現することを目指します。

 現行ビジョンが前期5年、後期5年の2段階制で、前期の進捗状況と社会・経済状況や環境の変化などを踏まえ5年後に再構築してきましたが、次期ビジョンでは変化のスピードに対応するため導入期、展開期、完成期の3段階で進捗を管理し、実行と検証を前提とする運用型ビジョンになります。

 重点戦略は「経営改革・生産性向上」、「人財育成」、「新事業創出・協働」、「産業基盤整備」の4本です。特に経営改革の柱となる経営計画については、県北エリアの策定率は44%と、全国平均の51%より低い現状から、経営計画の策定率を60%を目標に引き上げていく方針です。

 16日は、審議会会長の森龍彦延岡商工会議所会頭とワーキンググループ座長で宮崎県工業会県北分室の山本卓也(やまもと・たくや)地域産業連携プロモーターが市長室を訪れ、森会頭が三浦市長に次期ビジョンの審議結果を答申しました。

 答申を受けた三浦市長は「引き続き市内の企業の皆さん、工業会の皆さんと連携しながら、成長につなげていければと思います」とお礼を述べました。

 今後は、3月上旬からパブリックコメントを実施した上で、3月末ごろに市のホームページで次期ビジョンを公表する予定です。

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