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ギャラリーかわなかでBijin-GA展 1月31日まで

延岡史談会副会長でコレクターとして知られる甲斐盛豊さん(74)=延岡市小峰町在住=が所蔵品を集めた、「甲斐盛豊コレクションvol.2 Bijin-GA展」が1月27日から、延岡市伊達町のギャラリーかわなかで始まりました。31日まで、入場無料。

20世紀最後の印象派と称されたスペインのトレンツ・リャドの「カロリーナ・アミーゴ嬢」をはじめ、ホセ・ローヨ(スペイン)、鶴田一郎などの版画作品から、宮永岳彦のリトグラフ、延岡市出身で「美の起源展」(2020)入賞など中央画壇で活躍する延岡市北川町出身の北川朔の作品、江戸時代後期の浮き絵師・鳥文斎栄之、鳥文斎栄昌、大正時代の浮世絵師・伊東深水らの浮世絵など、美しい女性を描いた〝美人画〟22点を一堂に展示しています。

甲斐さんの絵画コレクション展は2021年5月に続き2回目ですが、それ以前にも掛け軸や紅渓石硯などのコレクション展を開催してきました。

岡山県倉敷市に自ら起業した会社を退職し、14年前にUターンしてきた甲斐さんは、「倉敷の経営者らは文化活動に造詣が深く、多大な影響を受け国内外の絵画や、延岡や宮崎にゆかりのある陶器、硯などを集めるようになりました。自分が所蔵している作品たちを一人でも多くの人に見てもらうことで、延岡の文化レベル向上に少しでもお役に立てば幸い」と話しています。

期間中の営業時間は午前10時から午後6時まで。詳しくはギャラリーかわなか(電話0982-32-4036)まで。