東京五輪の聖火リレー県内ルートがスタート 4月25日

東京2020オリンピックの聖火リレーの県内ルートが4月25日、高千穂町をスタート。延岡市、日向市、高鍋町、西都市と聖火をつなぎ、午後7時過ぎに県庁で到着式典があった。26日はこどものくに(宮崎市)を出発し、日南市、串間市、三股町、都城市、小林市、えびの市で実施。えびの市のグリーンパークえびのでは到着式典を行う。

延期された東京オリンピックの聖火リレーは、3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」をスタートし、47都道府県を121日間で回る予定。県内ルートは、12市町の13ルート、180区間で行われる。

 

宮崎らしい青空が広がるなか、高千穂町の高千穂神社で出発式があり、地元の高校生・後藤清香(さやか)さんが第1走者としてスタート。笑顔を振りまきながら聖火をつないだ。

 

延岡市ルートはモントリオール、モスクワ(ボイコットで日本不参加)、ロサンゼルスと3つの五輪で代表になった宗茂さん、ロサンゼルス五輪のマラソンで4位に入った宗猛さんの2人が第1走者として登場。スタート地点の市役所駐車場で行われたミニセレブレーションでは、読谷山洋司市町が引き継がれてきた聖火を猛さんが持つトーチに点火した。2人は沿道の拍手に手を振って答えながら、亀井橋南詰めまでのコースをゆっくりと走り、次の走者である嶋岡伸好さんに引き継いだ。

 

延岡市ルートは旭化成柔道場をゴールに、元旭化成陸上部選手で1964年の東京五輪の競歩に日本代表として出場した三輪寿美雄さんら総勢15人が走った。

 

日向市ルートは、お倉ケ浜総合公園をスタートに、大御神社まで16人が聖火をリレーした。

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