延岡市の平成28年消防出初式が1月10日、東浜砂町の妙田緑地公園など市内4会場で開かれました。消防署員と消防団員総勢約2000人が参加し、今年1年間の無災害を願うとともに住民の生命や財産を守る使命感、 防災への決意を新たにしました。
そのうち、延岡会場の妙田緑地公園では、底冷えのするなか、第1-第3支団の10分団58カ部の団員ら817人が整列。消防団ラッパ隊の演奏あわせて国旗、市旗、消防旗が入場した後、首藤正治市長、青井雄二消防長、堀田祐吉団長らが分団ごとに通常点検を行いました。
鷺島橋下流河川敷には58台の消防車が勢揃い。花火を合図に大瀬川に向かって一斉放水すると、新春の空に幾重もの水のアーチが架かり、新年を飾る消防人の勇姿を一目見ようと駆けつけた大勢の市民から歓声が上がりました。
この後、中町から表彰式典会場の野口記念館まで分列行進が行われました。今年は延岡市幼年消防クラブに加盟するなかしま保育園、たちばな保育園、かわなか保育園、こばと保育園の園児らを先頭に、消防本部、女性消防隊、各分団、消防署の車両などが堂々の行進を繰り広げました。
第4支団(北方町)、第5支団(北川町)、第6支団(北浦町)はそれぞれ町内の会場で出初式が行われました。午前10時45分からは野口記念館で表彰式典もありました。