自然と旅と酒を愛した国民的歌人、若山牧水の誕生日である8月24日、延岡市の総合文化センターで第41回生誕祭が開かれ、若山牧水延岡顕彰会の会員ら約120人が参列しました。
生誕祭ではまず、延岡顕彰会の中島司人(なかしま・もりと)副会長があいさつし、昨年、生誕140年の記念事業として牧水が11歳から8年間の多感な時代を過ごした延岡を題材にして制作した漫画「繁が牧水になったまち延岡」について触れ、「約500冊を市内の小学校、中学校に贈呈しました。牧水顕彰を通して延岡に対する郷土愛とか、この素晴らしい延岡の文化・風土を後世にうまく引き継いでいければ幸いだと思っています」と話しました。


来賓を代表しあいさつした三浦久知市長は、自身が牧水と同じ誕生日であることを紹介した上で、市が募集中の若山牧水青春短歌大賞を紹介し、「昨年は全国から3万2千首の応募をいただいた。ぜひ皆さんも応募してほしい」と呼びかけました。

続いて、第2ゆりかごWEC学院とゆりかごWECわかくさ保育園の園児32人が、「なつかしき城山の鐘鳴り出でぬ幼かりし日聞きし如くに」と「若竹の伸びゆくごとく子どもらよ真直にのばせ身をたましひを」という牧水の歌2首を声を合わせて朗詠しました。

この後、参加者はセンター前にある牧水銅像前に移動し、若山牧水延岡顕彰会理事の塩月隆久(しおつき・たかひさ)さんが、牧水が27歳だった明治44年(1911)に詠んだ「おもいやるかのうす青き峡(かい)のおくにわれのうまれし朝のさびしさ」を朗読したのに続き、参加者一人ひとりが献酒して生誕を盛大に祝いました。













