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イオン延岡店がリニューアルオープン

延岡市旭町のイオン延岡ショッピングセンター(杉野康盛店長)が3月30日、リニューアルオープンしました。平成23年7月の増床以来、約6年ぶりのリニューアルで、利用者からの要望が多かった県内や延岡初出店の専門店が入店したほか、イートインスペースの新設、店舗外装の全面塗り替えと全トイレの洋式化など、地域の憩いの場としてこれまで以上に利用してもらうための配慮が随所になされています。

同店は平成8年4月、旭ジャスコ延岡ニューシティショッピングセンターとしてオープン。同11年に九州ジャスコの直営となり、平成23年3月にイオングループの店舗ブランド名統一のため現名称となりました。

敷地面積4万1159平方メートル、延べ床面積5万2895平方メートルあり、うち商業施設面積は3万620平方メートル(イオン直営1万4681平方メートル、専門店8737平方メートル、飲食・アミューズメント3511平方メートルなど)。専門店数は81店、駐車台数約1600台。

今回のリニューアルは、「地元に寄り添う・私の街・私のイオン」がコンセプト。全ての地域の人たちが憩える場所として、店内で購入した食品が食べられ、コーヒーやスイーツなどを販売するイートインスペース「ひなたカフェ」を新設しました。

また、専門店ゾーンを約660平方メートル拡大し、延岡初出店となるコーヒーと輸入食品の「カルディコーヒーファーム」、20以上の人気ブランドを取り扱うセレクトショップ「グリーンパークストピック」やセレクトショップ「D・S・K」、県内初となる菓子店「菊家」、100円雑貨の専門店「セリア」などを導入。直営売り場も、冷凍食品コーナーを拡大し、総菜売り場を充実するなど日々の食卓を豊かになる食品売り場にリニューアルしました。

30日はオープニングセレモニーが行われ、雲海太鼓の勇壮な演奏に続き、イオン九州株式会社の柴田祐司社長が「ジャスコとしてオープンして22年の歳月が経ちました。6年ほど前に増床させていただいて以来の大きな改装になります。大分にアミュプラザができ、イオン宮崎が増床オープンするなか、延岡市民の憩いの場である延岡店が、お買い物の絶対の場であると思い今回の改装に踏み切りました。汚れていた外装も新しくさせていただき、新しい取り組み、新しい売り場を造っていますので、ぜひお楽しみいただきたい。延岡市民の皆さんにとって本当に憩いの場であり、ハッピーな暮らしができるものがここで全てそろうようなお店にしていきたい」と抱負を述べました。

また、来賓を代表して読谷山洋司延岡市長が「九州の中でもこの延岡店は大きな存在であると同時に大きいからこそ絶えず変えていかないといけない、チャレンジをしていくんだという話をお聞きしました。現状に甘んじることなく挑戦をし続ける姿勢に、延岡のまちづくりもそうでないといけないと改めて気合いを入れていただいた気持ちになりました。今後もさらにさらにチャレンジされるイオン延岡店に、延岡市としてもいろいろな連携をご提案、お願いし、市民の皆さんに潤いと憩いを提供していくための様々な施策も考えさせていただきたい」とあいさつしました。

この後、読谷山市長、金丸恵一延岡商工会議所副会頭、延岡観光大使の西郷隆夫氏ら総勢16人によるテープカットを行い、リニューアルを祝いました。

この日は先着500人に紅白まんじゅうが配布されたほか、店内ではポイント5倍などの記念特典が満載で、開店の午前9時にはオープンを待ちわびる約800人の行列ができました。