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映像制作などが体験できる拠点完成 「Waiwai PLAY LAB」が3月19日オープン

延岡市のJR延岡駅前に完成した西口街区ビル1階に3月19日、株式会社ケーブルメディアワイワイが運営する「Waiwai PLAY LAB」がオープンします。先端テクノロジーを体験したり、動画制作を体験したりしながら、遊び、学べるだけでなく、発信・交流できる開かれた空間になっています。開業日の19日から21日までの3日間、オープニングエキジビション「waiwai meets Technology」(午前10時〜午後4時、入場無料)が開催されます。

同社によると、「動画エンターテインメントを拡張するTechnology×Movieラボスペース」がコンセプト。地域メディアとしての同社の強みである動画制作を軸に、まちと市民の文化活動の拠点として、①イベントやセミナー・ワークショップ開催などによるエンタメと体験の提供②市民やビジネスパーソンの異業種異分野交流を加速できるオープンイノベーションの拠点③ワイワイのある便利で快適な暮らしを提案するワイワイサービスに関する総合窓口--といった役割を担う施設になります。

 

キャッチコピーは「Push the Button.」。再生ボタンと録画ボタンをモチーフにしたロゴでは「映像に興味がある全ての人にとっての受け皿になることを表現」しています。

 

施設内は、オープンラボ、アミューズラボ、ラボスタジオ、ショールームの4つの施設に分かれます。208インチの大型モニターを備えたオープンラボは、ワークショップやコンサート、セミナー、プレゼンテーション、講演会、交流会など多彩なイベントに活用できる多目的エリアで、少人数から100人規模のイベントが開催可能です。テーブル席や4分の1円形のベンチ、窓際のカウンターテーブルなどを備え、Wi-Fiや電源の利用ができ、飲食もOKです。

 

また、エンクロス側入り口には九州初となる「3Dスキャナーアバタリウム」を設置し、誰でも自分のアバターを制作できアプリやゲームキャラなどに投影できます。同社のバーチャルキャスター「アリスクリューム」がMRで施設内を案内してくれるオンリーワンガイドも体験できます。

 

ラボスタジオにはキッチン付きで試食や試飲会、クッキング教室にも活用できるカウンタースタジオ、グリーンバックなどを使い背景を代えながら撮影・配信ができるスタジオ1とスタジオ2があります。いずれも付属設備込みで利用ができる開放型のレンタルスタジオとなり、操作をサポートしてくれるエンジニアスタッフをレンタルすることも可能だそうです。

 

 

アミューズラボでは、VR+MX4D、ワープスクエア、「小人が住まう黒板」という3種類のアミューズメントが体験できます。VR+MX4Dは立体映像と連動するイスや送風機を使って「逆バンジー」などのアトラクションを体験でき、九州初導入となるワープスクエアでは世界の景勝地などを360度の映像で感じることができます。

 

「小人が住まう黒板」は黒板上で動く小人や風船、雲などにタッチしたり、線を引いたりしてアクションを加えることができ、子どもから大人まで夢中になりそうな施設です。

 

3Dスキャナーやスタジオ、VR+MX4Dは有料となりますが、大学生までの学生は学割による低料金が設定されています。ワープスクエアと「小人が住まう黒板」は無料で利用できます。

 

 

企画室の犬童大郎室長は、「最新のテクノロジーやエンターテイメントも体験できるようになっている。体験した方々一人ひとりに様々な気付きや、日々の営みを少しでも豊かにするようなきっかけづくりができる施設にしていきたい。市内はもとより市外から集まっていただき、多くの方々のアイディアや行動力を生かして、延岡市発の新たなカルチャーソースや地域を良くするプロジェクトが次々と生まれる拠点施設にしていきたい」と抱負を語っています。

 

施設の営業時間は午前10時から午後7時まで。年末年始のみ休業します。スタジオ利用など詳しくはケーブルメディアワイワイ(℡0982-22-1500)まで。