• 2017.1.8

「生き甲斐、感動にあふれた人生に」と首藤市長 延岡市成人式

延岡市の成人式は1月8日午後2時から、市総合文化センターで開かれました。昨年より42人少ない1072人(男542、女564)が、大人の仲間入りを果たしました。

同市の成人式は毎年、新成人の代表者によって進められています。式典の司会は甲斐堅士郎(かい・けんしろう)さんと穴見咲恵(あなみ・さきえ)さんが務めました。

 

ガールスカウトとボーイスカウトによる国旗・市旗入場、国歌斉唱に続き、新成人代表の甲斐未悠(かい・みゆ)さんが「郷土を愛し、自然の美しさを生かしましょう」などと、5カ条からなる市民憲章を朗読。首藤正治市長が新成人者代表の竹内修造(たけうち・しゅうぞう)さん、吉村里都(よしむら・りつ)さんに成人証書を手渡しました。

 

首藤市長は式辞の中で、同市出身の松田丈志選手がリオ五輪八百メートルリレーで4つ目のメダルを獲得した際に、リレーメンバーが「丈志さんを手ぶらで帰す訳にいかない」と言った言葉などを紹介し、「言葉の背後にはそれぞれの物語があります。その物語は血の滲むような努力の末に栄冠をつかんだという物語であったり、チームメートの友情の物語であったりします。私たちは背後にある物語に感動します。皆さんもそんな感動ある人生を送ってほしい」と語りかけました。

 

また、高速道路の開通で陸の孤島と言われてきた延岡の環境が一変し、観光都市として飛躍しようとしていることに触れ、「高速道路時代にこの街をどう作っていくのか。この日本をどう押し進めていくか。特に若い世代、皆さんの世代の双肩にかかっていることを自覚してほしい。ぜひ失敗を畏れずにチャレンジをしてください。皆さんの人生をチャレンジによって輝かしい人生、生き甲斐にあふれ、感動にあふれた人生にしていってください」と述べました。

 

続いて上田美利市議会議長が「みなさんを懸命に育ててくれたご両親はじめ先生方、友人への感謝を忘れず自分の夢や目標に向かって進んでいただきたい。今日のこの日を社会的自覚を持った大人として精神的に大きく飛躍する重要な節目にしていただきたい」と祝辞を述べました。

 

圏域の出身校の恩師らによる激励ビデオメッセージが上映されると、懐かしい恩師の登場に、会場からは歓声や上がりました。続いて新成人を代表し、木村卓通(きむら・たかみつ)さんと畦田真未(あぜた・まみ)さんの2人が、はたちのメッセージを読み上げました。

 

木村さんは両親や学校の先生、地域の人達に感謝の言葉を述べた後、「しっかりと社会を支え次の世代に引き渡していくのが私たち新成人の役目だと思いますが、どのような形で社会に貢献できるのか現状では全く見当がつきません。残された学生生活の中で答を見つけ、その後の人生の中で実践していければ」と話し、会場にいる新成人の仲間に「これからの社会を担っていくのは私たちです。住む場所も職業も人それぞれ、バラバラになりますが、一人ひとりが力を尽くしてより良い社会を作り出していきましょう」と呼びかけました。

 

畦田さんは、幼い頃から通っていた病院の看護師や医師が女性で、いつも優しく接してくれる彼女たちを見て「私もあんな風に患者さんの健康を支えられる人になりたい」と思い、地元の大学で臨床検査技師と細胞検査士のダブルライセンス資格取得を目指している現状を紹介。「自然豊かなこの延岡が大好きです。幼いころから念願だった医療の分野を地元の大学で学ぶ機会を得たことに大きな喜びを感じています。患者の気持ちを尊重しながら行動できる医療人として、地域に恩返ししていきたい」などと決意を述べました。

 

式典後は、腕時計やバック、商品券などが当たる記念抽選会が行われました。また会場内には茶道連盟によるお茶席が設けられ、お茶を飲みながら久しぶりに再会した友達と懇談する新成人の姿が見られました。

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