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「道の駅かまえ」が11周年

大分県の最南端、宮崎との県境に位置する佐伯市蒲江の観光拠点「道の駅かまえ」が、2005年のオープンから今年3月で11周年を迎えた。蒲江は、黒潮の流れ込むリアス式海岸の豊かな漁場で獲れた新鮮な魚介類と、さんさんと降り注ぐ太陽に育まれた豊富な農作物の産地。レストラン海鳴り亭では、一番人気「海鮮丼」のオーダーが30万食を突破するなど、根強い人気に支えられている。

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水槽直販コーナー完備

 

道の駅かまえは、旧蒲江町の中心地、蒲江浦の国道388号沿いにある。店内の直売所「きらりかまえ館」には水槽コーナーを備え、天然の彩りの緋扇貝、伊勢えび(6月~8月は禁漁のためありません)、サザエなどの魚介類、干物やすりみなどの海産加工品、地元でできた総菜、菓子類、酒類などを販売している。

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30万食突破の「海鮮丼」

 

「レストラン海鳴り亭」では、毎朝、真向かいにある市場から仕入れる新鮮な魚介類を使った刺身メニューはじめ、蒲江ならではの海の幸が楽しめる。

名物の「海鮮丼」(1380円)のほか、人気の「道かま定食」(1150円)、「海鮮ちらし」(1700円)、「あつめし」(950円)などメニューも多彩。特に、セット料理に付く味噌汁はすべて無塩(ぶえん)汁とヘルシーだ。

2014年春の東九州自動車道蒲江-北浦間の開通で、宮崎県北からの来場者が増加した。昨年3月の宮崎-大分間全線開通や「かまえインターパーク」のオープンにより大幅な売上減が懸念されたが、予想よりも落ち込みが少なく、健闘ぶりが光る。

 

北九州~宮崎全通に期待

 

東九州自動車道は、4月24日に椎田南-豊前間7・2キロが開通予定で、北九州市~宮崎市間が全通する。

それだけに海原洋輔駅長は、「通過地点にならないように、料理と出迎えるスタッフの人間性を前面に出していきたい。鮮度はもとより蒲江ならではの食材を駆使した料理の提供はもとより、蒲江弁を交えながら和気藹々とした雰囲気の店にすることで、差別化を図りたい」と、さらなる飛躍に向け意気込んでいる。

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