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島野浦神社秋季大祭が「日本の祭り2019」に12月1日午後2時半からMRTで放映

 「ダイドードリンコ日本の祭り2019」に延岡市の島野浦神社秋季大祭が選ばれ、1年に及んだ取材活動や、11月に行われた今年の秋季大祭の模様を収めた番組が完成し、12月1日午後2時30分から、MRT宮崎放送で「魚舞う島 海の男の喧嘩神輿」として放映される。

 飲料メーカー・ダイドードリンコ株式会社は、地域で大切にされている数々の祭りを「日本の祭り」として毎年選定し、テレビ番組や印刷物、インターネットなどで取り上げ、全国にその魅力を発信している。

 今年は全国34の祭りを選定。九州・沖縄ではほかに、博多どんたく祭り(福岡県)、サングワチャー(沖縄県)、金吾様踊り(鹿児島県)、ケベス祭(大分県)、八代妙見祭(熊本県)が選ばれている。

 島野浦神社秋季大祭は約300年の伝統がある。初日のよどん晩に漁船の海上パレードや豊漁祈願の夜神楽が舞われ、2日目にご神体を載せた神輿と若衆が担ぐ太鼓台がぶつかり合いクライマックスを迎える。担ぎ手が減少し存続が年々難しくなるなか、多くの島民が準備や運営に携わりながら、存続されてきた。

 番組では祭りの盛り上げに奮闘する人々にスポットを当て、島の伝統を後世に伝えていく取り組みと郷土への思いに迫る。

 今回の放送は県内向けとなるが、来年9月ごろに同様の内容がBS12chで全国放送される。