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「まつりのべおか」賑わう

「第43回まつりのべおか」は7月27日に市役所前から中央通交差点付近までの中町通りを主会場に出会い神輿(みこし)とばんば総踊り、28日に大貫町大瀬川河川敷で花火大会が開かれ、たくさんの人でにぎわった。

  テーマは“あたたかい心、ふるさとを思う心、感謝の心”。初日の27日は、ばんば太鼓打ちコンクール、物産展、郷土芸能披露に続き、夕方から子ども神輿、太鼓競演会、出会い神輿、ばんば総踊りなどが行われた。

 太鼓競演会には市内4団体に加え、椎葉村の平家大いちょう太鼓、日向市の日向十五夜太鼓、全国ジュニア太鼓コンクールで2年連続日本一に輝いた和太鼓たぎり(福岡県)が加わり、〝令和1番太鼓〟と位置づけて迫力のステージを繰り広げた。

 6基の子供神輿の練り歩き、和太鼓道場巴塾と日向十五夜太鼓による太鼓競演に続き、呼び物の一つ、出会い神輿がスタート。重さ約1トンの三百貫神輿を中心に今山八幡宮から4基、春日神社から3基の神輿が中央通交差点の櫓の周りを「サイヤ、サイヤ」の掛け声に合わせて勇壮に練り歩いた。

 姉妹都市・福井県坂井市の「丸岡音頭」を踊った後、50団体約3000人の踊り手が一つの大きな輪になってばんば総踊り。参加団体の趣向を凝らしたコスチュームやPRのほか、趣向を凝らしたプラカードも見物だった。

 最終日の28日は「花火大会」。今年は打ち上げ地点を横方向に延長し、約7千発の花火で大パノラマの花火を演出した。ラスト3分間に集中的に花火を打ち上げるフィナーレは圧巻で、詰めかけた観客からひときわ大きな歓声が上がった。