• 2019.7.12

「うみウララ底曳漁フェア」が開幕 7月13日から・延岡

 延岡市沖合の底曳(そこびき)網漁で取れる珍しい魚介類を使った「うみウララ底曳漁フェア」が7月13日から、延岡市のうみウララエリア(北浦・南浦・島野浦)内の飲食店5店でスタートする。8月31日まで。

 同市の底曳網漁は、海底の魚や貝などを取る漁法。沖合の水深200~300メートルの深海で行われ、延岡名物のメヒカリや、ヒメカサゴ、アカスエビ、ガラエビ(ミノエビ)、アンコウなど珍しい魚が取れる。

 この漁で取れた魚介類を参加店それぞれが工夫を凝らし、刺身、焼きもの、揚げ物、汁物、ご飯などをセットにして、1,500円~1,800円で提供するフェア。今年3月に北浦町内4店で試験的に開催したが、うみウララエリア共通イベントとして開催するのは今回が初めて。

 フェアに参加するのは、「料理処(どころ) 丸金」、「お食事処 臨港」(以上、北浦町市振)、「お食事処 さとう」、「潮香ノ宿 高平屋」(以上、北浦町古江)、「板前のまかない料理 旬肴」(熊野江町)の5店。

 刺身に地取れの鮮魚を使う以外は、基本的に底曳網漁で取れた魚を使うため、何の魚が使われるかは漁次第、という。

 開幕を前に7月12日、料理処丸金でお披露目会があり、読谷山洋司市長、谷平興二延岡観光協会代表理事、田浦峰星国土交通省延岡河川国道事務所長が参加した。

 この日のメニューは、ガラエビ、クロムツを使った自家製あげみ、メヒカリの南蛮、カレイのしょう油焼き、マダイと青アジの刺身など。試食した読谷山市長は「カレイは刺身にできるぐらい厚みがある。食べれば食べるだけ、体にいいなと実感できるメニューばかり」と太鼓判。

 谷平代表理事も「どのメニューもすごくおいしい。このエリアでは季節ごとに多彩なフェアを展開しており、元気を感じる。食でお客さんを呼べるエリアとして期待している」と話した。

 参加店代表の臨港・鍋田荘一郎さんは「底曳漁は初めて見る珍しい魚も上がるが、見た目と違って食べると美味しい魚ばかり。この機会にその良さを多くの人に知ってもらいたい。今回のフェアでは地元の底曳網船6船が全面協力してくれる。漁業者と料理人のコラボは初めてで、これからも力を合わせてこのエリアを盛り上げていきたい」と抱負を語った。

 うみウララエリアでは今後も、伊勢えび海道・伊勢えび祭り(9~11月)、藻イカフェア(アオリイカ、10月)と、四季折々の食材を生かしたフェアをシリーズ化して開催していく。

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