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延岡駅前複合施設「エンクロス」の内部を公開

指定管理者CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)との指定管理料を巡って4月1日に予定していた開業が延期された延岡駅前複合施設「エンクロス」の内部が2月28日、報道陣に公開されました。施設内は現在、本棚などの備品設置などの最終的な準備が行われており、4月1日には北側の一部が待合室として開放され、自転車も乗れるエレベーターを完備した東西自由通路も供用が開始されます。

建物は鉄筋コンクリート・一部鉄骨造りの地上2階建て、高さ8・82メートル、幅100メートル、奥行き23・75メートル。建築面積が1695・11平方メートル、延べ床面積が1681・26平方メートルあります。半屋外通路や地下ピットを含む施工面積は3825・92平方メートルです。

機能的には、1階に市民活動や情報発信などに使うフリースペース、待合所、カフェスペース、キッズ広場、2階にフリースペース、イベントスペース、事務所などが設けられます。アイランド型のキッチンも完備されます。

250の座席、フリーWi-Fi、電源席、トイレ、エレベーター、約150台分の駐車場(2時間無料)などがあり、列車の待合、読書、カフェ、仕事、イベント・市民活動など様々な目的で使用できます。

愛称の「エンクロス」は、「延岡」の「延(えん)」と「人と人の縁」が「クロス」(交差)する場所という意味で、命名者は同市北方町の会社員田邉雄也さんです。